今出ているぎっくり腰

急に涼しくなりました。当院では、ぎっくり腰の急患が多く来院されています。

では、なぜぎっくり腰になってしまったのでしょうか?

急に涼しくなった事により、今まで暑くて汗をかいたりしていたのがかかなくなります。
汗はかかないが、夏の熱中症対策の癖で水分を多く摂取します。

そうすると、水分を処理する腎臓、膀胱に負担がかかります。
腎臓の位置は

ここにあり、膀胱に関しては、支配神経が腰の5番目の骨(腰の一番下)にあります。

ですから、腎臓系に負担のかかったぎっくり腰は腰の上の方、膀胱系に負担のかかっ

たぎっくり腰は腰の下の方に出現します。

では、私は「水分を多く摂取していません」という人のぎっくり腰は何故起きてしまうのか?

今年は暑い(毎年?)ので夜も寝苦しく、寝不足になってきます。
寝不足になると、体力、集中力、自律神経の機能が低下します。

これらが低下すると靭帯、内臓の支持の維持や正常な神経、反射、ホルモンの正常分泌、正常な自律神経活動、正常な血流維持に異常をきたしてくるので体を支えている体力が無くなるのでぎっくり腰になってしまうんです。

では、どうすればよいか?

睡眠環境を整え、良い睡眠を取る。というのが、良い方法の一つです。もちろん、カイロプラクティックや鍼灸、マッサージなどの治療と併用して

睡眠環境を良くするとぎっくり腰は圧倒的に早く治ります。

では良い睡眠環境として

温度は20~23℃、湿度は50%これが睡眠を取る環境にはベストになります。

温度は、呼吸する際に暑すぎると苦しくて眠れません。夏砂浜で熟睡は出来なかったり、サウナでは眠れない。といえばわかっていただけるかと思います。

湿度は、乾燥しすぎると鼻や喉を刺激する物質が空気中に舞って、咳や鼻が痛くなったりします。逆に湿度が高すぎても体がだるくなってしまいます。

深い眠りと浅い眠りのサイクルは90分なので3時間ワンセットで睡眠を取っていただきたいので、3時間、6時間、9時間、この3つで選択して頂くのが良いかと思います。

ただ例えば6時間睡眠を取るとしても、すぐには眠れないと思うので、『消灯して6時間半』位が

ベストだと思います。「電気をつけていないと眠れません」と云う人もいらっしゃいますが、光は目をつぶっていても瞼を通って入ってくるので

良い睡眠は取れません。

夜の仕事で昼間眠る方は、遮光カーテンと出来れば耳栓をして寝られると良いでしょう。(昼は活動している音が結構耳に入るので)

睡眠のゴールデンタイムはPM11:00~AM3:00です。この時間に、ホルモンの分泌や神経細胞の修復が行われるので、ここで睡眠を取られる事をお勧めします。

 

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

Follow me!