寝酒の適量はどのくらい?
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アルコールを寝酒として摂取することは、入眠を助けることができます。
しかし、分解される際に興奮作用を持つ物質が生成されるため、深夜に目が覚める可能性があります。
適量は体重によって異なりますが、一般的には飲む量を制限し、消化に3時間弱かかる程度が適切です。
アルコールの摂取は肝臓や腎臓を害する可能性があるため、節度を持って行うことが重要です。
個々の体質によって飲める量は異なりますが、上記の目安を参考にしてください。
週に2回の休肝日を設けることも肝臓の健康を保つ上で重要です。
では、どの程度が適量なのか?
1時間で分解できるアルコールの量として体重1kgあたりアルコール0.1gが分解できるので、
体重(kg)×0.1=1時間で分解できるアルコール量(g)
例えば体重70kgの人だと
70×0.1=7g
1時間に7gのアルコールを消化できると考えてください。
日本酒の1合,ウイスキーのダブル1杯、ビール中ビン1本、ワインのグラス2杯はおよそ20gのアルコールを含むので、
これを消化するのに3時間弱かかるのです。
という事は、倍の日本酒の2合、ウイスキーのダブル2杯、ビール中ビン2本、ワインのグラス4杯にすれば、
約40gのアルコールになるので,消化するのに7時間弱。
丁度、その時間にアルコールを分解した後の覚醒物質が産生されるとなるとスッキリ起きられるわけです。
しかし、アルコールは肝臓や腎臓を害したり、食欲を増進して動脈硬化を促進したりするのでほどほどにしていただきたいと思います。
人は、それぞれアルコール分解酵素の保有量によって飲める飲めないの違いは出てきますが、
夜9時に摂取したとして
体重50kgの人
食前酒として
ビール 350ml 1本
ワイン ちっさいグラス 1杯
酎ハイ 350ml 1本
日本酒 半合体重90kgの人
食前酒として
ビール 350ml 2本
ワイン ちっさいグラス 2杯
酎ハイ 350ml 2本
日本酒 1合
これを基準に間の体重の人は考慮してみてください。
この量でも、週に2回は休肝日を作らないとγGTPは、上がる確率は高くなると思いますので肝臓を壊して
飲めなくなるような事の無いように気をつけてください。