喘息(ぜんそく)について その2(発作の抑止と整体での治療)

喘息の発作が出る条件。それはストレスです。

しかし、皆さんの考える仕事のストレス、人間関係のストレス等とは少し違ってきます。

1935年にハンス・セリエという人が、今まで物理学の分野でしか使われていなかったストレスという言葉を初めて医学に用いて論文で発表しました。
その学説には、大きく分けて4つあります。

重力のストレス
気候のストレス
病原菌のストレス
精神のストレス

このストレスが重複して掛かると喘息発作はかなりの高確率で出現します。

喘息の発作が出る条件のストレスの中の

重力のストレス
これは、地球上にいる限りは必ず掛かってくるもので重力が無いと人間の場合は困ります。
それは、立位で掛かる重力によって人間の脳は刺激を受けて活性化されているからです。
ですから、寝たきりになると免疫力も落ちるし、体力も低下してきます。
どの健康法を見ても「歩く」事が健康に繋がると書いてあるのはそのためなんです。

しかし、この重力のストレスも度を越えると喘息発作など
様々な症状を出します。
それは、寝不足です。
寝不足をすると、この重力に体を支えきれなくて姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると、肺が圧迫されで呼吸の換気が悪くなります。そうすると喘息発作が起こりやすくなります。
又、寝不足が慢性化してくると、体を重力に負けないように支える為、緊張してきます。いわゆる肩こりや背中の張りです。そうすると、首まで緊張して自律神経の中枢が刺激されて
喘息発作が出てしまうわけです。発作の出る人は寝不足には、充分気をつけてください。

気候のストレス

これは、雨が降ったり低気圧(台風)が来たり、春分、秋分などの暑さ寒さの分かれ目で人間の体にかかるストレスをいいます。
雨が降ると湿度が上がります。そうすると靭帯や椎間板を構成しているコラーゲンが水分38%含むと緩んできて、体に過負荷をかけるスポーツ選手やアレルギー体質(アトピー、花粉症、喘息など)を持っている方、体力が低下している高齢の方などが支持力が弱くなり症状が出てしまいます。

低気圧は上昇気流が生じて大気中の酸素濃度が薄くなります。その中で生活してると取り込む
酸素の量が少なくなり、体全体に酸素が行き渡らなくなります。
そうすると、登山をした時にポテトチップスの袋がパンパンになるのと同じ現象が体の中で
起こります。これは、ポテチは平地(0メートル)で生産され袋の中に酸素が入っています。
しかし、高地に行くと酸素が薄くなり袋の中の酸素が膨張してパンパンになるわけです。

ですから、雨が降る前になると体の内圧が上がってパンパンになり、発作が出やすくなるのです。

病原菌のストレス

喘息と直接関係があるウイルスというのはありません。しかし、人間は外部からウイルスが入ってくると免疫力を発揮して自分を守ろうとします。
それが過敏になってしまったのがアレルギーです。

ですから、体にウイルスが入りやすい環境、状況ができてしまうと体内にウイルスが侵入し、それがアレルギーを引き起こし、それが喘息発作となって出て来てしまいます。

その状況を作らない事が喘息発作を起こさせないポイントになると思います。

気候のストレスのポイントとしては

湿度
低気圧による酸素濃度の低下

の2つになります。

湿度の解消としては、
水分のコントロール
になります。

これは、よくデトックス(血液サラサラ)をする為に水は2リットル飲みましょう。とかよく聞くのですが水を2リットル飲めば確かに血液はサラサラになるかもしれません。
しかし、一日2リットルのおしっこをしていますか?汗をかいていますか?
もしそれらが無ければ、体に水分が貯留しています。そうすると、体を支えている靭帯などが水分により弱くなり喘息症状などがでます。
「でも、スーパーモデルさんは飲んでますよ?」とか「お肌の潤いの為には・・・」とか
いわれますが、代謝が良好であったり、体力が充実している方は良いと思いますが、そうでは無い仕事を普段して睡眠不足の方にはお勧めできません。

喘息症状や発作のある方は一度見直してみると良いと思います。

病原菌のストレスを軽減させるには、免疫力を落とさないという事が一番大切です。

湿度管理
水分の取りすぎは体の支える靭帯が弱くなる!と書きましたが、時期により乾燥することが最近多いです。
しかも、ここ20年以内に建てられた建造物は、空調、密閉率が非常によく建物内は非常に乾燥します。乾燥すると空気中にあるウイルスが巻き上がる為、感染する確立が高くなります。
一度自分のいる環境の湿度を測ってみると良いと思います。

もう1つは、寝不足
これは、皆さん一度は経験あると思いますが、寝不足をして声が低くなった事がありませんか?これは、寝不足をした事によって免疫力が低下しウイルスが喉に付き少し腫れだしたか、起きている事が寝不足の体力低下に耐えられずに喉の筋肉が下がって声が変わってくるんです。
この2点を見直すとそれだけでも喘息の発作は軽減すると思います。

精神的ストレス
これは、個々によって様々な要因があると思います。私は、精神科のスペシャリストでは無いので、長年様々な方とお話をさせて頂いた事、自分の経験でしか書くことができませんが、その精神的ストレスは
フラストレーション(欲求不満)
が多いと思います。
上司が自分と合わない。彼女とうまくいかない。仕事がうまくいかない。生きているのが辛い。など様々なお話を聞かせていただきました。

これらは、自分の思い通りに行かないという事が自分自身を苦しめる事になっています。
勿論、私にもフラストレーションはあります。しかし、それから逃げるのではなく発散や解消という方法をつかって自分を解放してあげないと、あまり溜め込んでしまうと性格的にも卑屈になったり、暗くなったりして、挙句の果てには体が緊張して喘息の発作もそうですが、他の体の症状を作ってしまいます。

喘息とは、別称呼気性呼吸困難といいます。

息が吐けない。というのが症状でその為に咳をして息を吐き出そうとしています。

という事は、息を吸った状態というのが喘息発作の出る前の形になります。
試しに皆さん大きく息を吸って止めてみてください。
体が固まりますよね?
胸郭が広がってきますよね?
この状態が続くと発作が出てくるので、治療としては体の強い張りと胸郭の緊張を和らげる。という事を行ってきます。

体の張りが強い人は必ず首が緊張してきます。胸郭の緊張が強い人は胃が張ってきます。
これらを治療する事によって喘息の発作が出にくくなるのです。

もしお困りの方がいらしたら是非来院してみて下さい。

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

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