免許(国家資格)は必要なのか?
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よく私たちの職種では「免許(国家資格)は必要なのか?」という事が話題に出ます。
それは、街中でコンビニエンスストアよりも多いといわれる「ストレッチ」「リラクゼーション」「エステ」「整体」などが
あるからです。
国家資格を持っていない方がおこなう施術は、リラクゼーションやエステ、ストレッチ行為です。
身体を気持ちよくさせるのを目的。
鍼灸、マッサージや指圧は医療行為の一部であり、身体の治療(改善、回復)をおこなうことが目的。
つまり、医療類似行為となる施術をおこなう場合は国家資格が必要です。
私たちが鍼灸、マッサージの法律を学んだ時は、人の体を触って良い資格は、
「医師」「理学療法士」「鍼灸、マッサージ師」「柔道整復師」
になります。
これに違反すると、法律第13条の5により、無免許で業をなした者は50万円以下の罰金に処せられます(少なすぎる)
国家資格のない「ストレッチ」「リラクゼーション」「エステ」「整体」などは、医療類似行為にならないからオッケーでしょって訳です。
では、国家資格ってなぜ必要なのでしょう?
安全性の確保
身体を触るという事は直接影響を及ぼす医療的な手法で、無資格者による施術は健康リスクを引き起こす可能性が高くなります。
免許制度は、適切なスキルを持つ人が施術を行い、患者さんの安全を確保します。
品質の保証
マッサージの質と効果は、適切な教育と訓練を受けた専門家によって提供されます。
免許制度は、必要な知識、技術を持ち、高品質なマッサージを提供する基準を設けています。
その為に鍼灸、マッサージ師になる為には、座学で約1500時間、実習で約1300時間を受けて国家試験に望みます。
これで最低限の知識、技術力が付くわけです(その後、研鑽しないと低下します)
例えば、他業種で考えてみましょう。
パイロット、航空管制官なども国家資格です。
この人達が、無免許だったらどう感じるでしょう?
安かったらオッケーですか?
多田治療院
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