痛む場所の違う腰痛は原因も違う
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ここのところ、寒暖の差が激しく急性症状(ギックリ腰、寝違いなど)の方が多く来院されます。
痛む場所として
赤丸の位置(ウエストより上)
青丸の位置(ウエスト。もしくは下)
この2ヶ所が痛む大きなポイントになると思います。
では、この痛む位置でどう違うのか?
ウエストより上の位置の腰痛の場合、
睡眠不足、食べすぎ、腎臓の疲れ、首肩目の疲れ
この4点から出るケースが多いです。
睡眠不足をすると、
体力、集中力、自律神経の機能が低下します。
これらが低下すると靭帯、内臓の支持の維持や正常な神経、反射、ホルモンの正常分泌、正常な自律神経活動、正常な血流維持に異常を
きたしてくるので体を支えている体力が無くなるので姿勢が悪くなり猫背になります。
猫背になると、首とウエストより上の腰に負担がかかるので腰が痛くなります。
食べすぎの場合、 胃が疲れてくると人間は、猫背になってきます。
体が前かがみになれば、真っ直ぐにしようとからだを踏ん張る為に腰が痛くなります。
腎臓の疲れ
腎臓の役割としては、体の水分の調節や血液を産生する。ホルモンの産生促進、血圧を調節するホルモンの産生促進などを行っています。
ですから、体が疲れると腎臓の機能が低下して腎臓の機能が低下すると体が疲れ、免疫が低下するという悪循環に入っていくわけなんです。
しかも、腎臓の位置は
この位置にあり、ちょうど腰の位置になるんです。
だからこの部分が傷むわけなんです。
首肩目の疲れ。
特に目が疲れてくると見難くなるために本やモニターに近づく為、前かがみになります。
そうすると
頭の重さが体重の約8%なので体重60キロの人で約5キロの重さがあります。
この頭が前方に出る分、首や背中腰の筋肉が突っ張ります。そのことにより腰痛が発生します。
ウエスト。もしくはそれより下の腰痛は、
疲労困憊、飲みすぎ、運動不足が原因となります。
疲労が溜まりすぎると、この部分には
仙腸関節という関節があります。
この関節は、靭帯で構成されていて、この靭帯というのは、骨と骨とが離れないように支えるものなのでちょっとやそっと事では離れません。
ですから、この部分が傷むということは疲労が蓄積して靭帯にまでストレスが及んでいるということなんです。
その他にもこの仙腸関節は呼吸に関与していて、呼吸が浅くなる(疲労困憊)とこの関節は動きが悪くなり血液による栄養供給が出来なくなるので痛みが発生します。
飲みすぎ
この仙腸関節は、靭帯、繊維性軟骨、滑液(液体)によって構成されています。
靭帯というのは、主にコラーゲンにより構成されていて水分を38%含むと緩んできて、支持力が低下して骨盤が広がってきて腰痛を起こします。
ですから、水分の過剰摂取を控えていただくことがこの腰痛の改善の一歩になるんです。
運動不足
ここの腰痛でいう運動不足は歩くことです。股関節から腰にかけて
大腰筋という筋肉が付いています。
この筋肉の動きが悪くなると腰痛が発症します。
それだけではなく下腹部(ぽっこりおなか)が太ります。
おなかをへこます歩き方があるので気になる方は当院で聞いてください。
ですから腰痛の原因は、
睡眠不足、食べすぎ、腎臓の疲れ、首肩目の疲れ
疲労困憊、飲みすぎ、運動不足
になります。
これらの原因により、体のバランスが崩れ、腰の筋肉に対する緊張が高まり、たまたま
重いものを持ち上げた
前かがみになった
くしゃみをした
などの瞬間的緊張の負荷により腰が痛くなります。
特に現在、朝昼晩の寒暖の差があるので、より傷めやすくなっているので気をつけてください。予防でマッサージやカイロプラクティック、
鍼灸など行っておくと酷い目にあわずに済みます。
多田治療院
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