デスクワークと背中の痛みと肩こり
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背中の痛み(凝り)は、首、肩こり、腰痛の次に多く来院される症状です。
では、なぜ背中の痛みが起こるのでしょう?
デスクワークは
このような姿勢で行われると思います。
この時に体は
前腕の内旋
肩の内旋をしないと
手のひらが下を向かないのでパソコンを打ったり、字を書いたりできません。そのことが背中の痛みと関係してきます。
肩の内旋をすると使われる筋肉
肩甲下筋
大胸筋
三角筋(鎖骨部)
大円筋
広背筋
になります。
その中でも最大内旋させるのは肩甲下筋になります。
その肩を最大内旋させる
肩甲下筋
肩甲骨から上腕についています。デスクワークで手を多く使うと肩甲骨が引かれます。
その肩甲骨についている筋肉が
僧帽筋
菱形筋
肩甲挙筋
前鋸筋
小胸筋
になります。
前鋸筋と小胸筋は前側(側胸)についていますが
僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋は背中についています。
これがデスクワークをしていると背中がこる理由になります。
カイロプラクティックの治療としては、背中の筋肉を引っ張って血液の循環を阻害してしまう
肩甲下筋の治療をします。
この筋肉は、
上腕骨小結節というところに付いているので、背中の痛みなのに肩の治療をするわけです。その他にここを支配している神経が頚椎5,6から出ているので首の治療もします。その他にもいろいろ治療しますが、割愛します。
セルフケアとしては、
上腕骨小結節を外旋してあげて
肩甲下筋を緩めてあげます。
方法は、
肘を伸ばして手のひらを外に向ける、内に向けるを交互にするエクササイズです。
これにより肩甲下筋が伸び縮みして血液の流れが良くなります。
その他に
椅子を使って背中を伸ばす
仰向けで背中を緩める(ストレッチポールでも)があります。
この時、手のひらは顔と同じ方向を向けるようにして下さい。
それ以外に
肩をテニスボールで押さえるという方法もあります。
やってみて下さい。
多田治療院
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