汗とおしっこの違い
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私達が学生の頃は、部活中には「水を飲むな!ばてるだろう」ってよく言われました。
「なるほど先輩達もそうしてるしそんなもんかな?」と思っていました。
しかし、今ではそのことに疑問を持った先輩達が科学的に調べた結果、
運動中には体の水分が汗となって失われる為、補給する必要があります。むしろ運動中に水を飲まないとパフォーマンスが落ちてしまいます。
どうして「水を飲むな!」という伝統ができたかというと一説には旧日本陸軍が補給用の水を節約する為だったといわれています。
汗とおしっこの成分がほぼ同じだということは、ご存知の方も多いと思います。
しかし汗とおしっこの役割は違います。
汗は、 「体温調節」
おしっこは「水分調節」
の為に排泄されます。
例えば、汗は体内の水分量の事は気にせずにどんどん汗を出してしまいます。ですから、水分が足りなくなると脱水症状になってしまいます。逆に寒いと出ません。
おしっこは、汗の量にあわせて体内の水分量を調節します。なので、冬におしっこに行く回数が増えるのは、寒いからではなくて汗をかかなくなるので余分な水分を出しているのです。
汗とおしっこの関係として
汗が大量に出るとおしっこは減る
おしっこを沢山出しても汗は減らない
女性の方でたまに「汗をかいてしまうから水を飲まないようにしている」という人がいますが、体にとても悪いです。
汗が沢山出るときは、体温調節をしているときなので水分を摂取することもそうですが、日陰や風の抜ける涼しいところに避難することも必要です。
おしっこが沢山出るときは体内の水分が過剰になっているのでバランスよく水分を摂取するとよいでしょう。
多田治療院
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