食事の最中、後に汗をかく人がいますが

食事をしている最中、汗をかいている人を時々見かけますが、

冬に食べ物を食べると暖かくなった感じがしたりします。

その理由は、食事の後に代謝が高くなってそれに伴い熱が発生するからなんです。

食事で体内に入った栄養素が消化管で消化吸収されるときに熱が生まれます。

特にたんぱく質が肝臓で処理される時の熱の産生量が大きくて、その時に摂取したカロリーの約３０％にあたる熱量が発生します。

糖質が６％、脂肪は４％なので

ダイエットには良質のたんぱく質摂取が謳われるわけなんです。

食事の後に出る熱は、食事後３０～９０分。特に代謝が高くなり、放出される熱量が多い時間になります。

ちょっと多く食べ過ぎたときは、普段より熱く感じますが、これは余計に取りすぎた栄養の一部が代謝されて、

生み出される熱量が大幅に増えてしまうからなんです。

あまりに多く食べ過ぎると代謝量が２倍になってしまう場合もあります。だからといって

多く食べても痩せないので注意して下さい。

食欲に関わる中枢に体温調節中枢からの情報が送られて「食べすぎです」という風に注意しているのが食事のときに汗をかくのです。

ですから、食べて汗をかく場合（熱い物、辛い物を除く）は過剰摂取なので食べるのを止めた方が太らなくてすむかもしれません。

 

 

 

多田治療院
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