スマホ首でボーリングの球3個分の負担? 驚きの首の筋肉事情
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「背中の痛み」は、運動や怪我が原因でない場合でも発生します。
その原因となる疾患は多岐にわたり、胃炎、膵炎、肺炎、肝炎、喘息、腎臓結石、胆石、心臓疾患などがあります。
しかし、これらの疾患がなくても、特にデスクワークをしている方々は背中がこる、痛いと感じることがあります。
その理由として主に2つあります。
一つ目は、「腕の重さ」です。
肩甲骨には腕がついており、片腕の重さは体重の5%といわれています。
体重60キロの人であれば片腕3キロ、両腕で6キロの重さが肩甲骨、背中の筋肉にかかってきます。
デスクワークで8時間以上座っていると疲れて猫背になり、
骨盤が後傾(後方回転)して背中の筋肉が引かれ、その負担が症状として出てきます。
もう一つの原因は、「首の位置(姿勢)」です。
人間の頭の重さは体重の約8%で、体重60キロの人であれば約5キロの重さがあります。
良い姿勢であれば問題ありませんが、
姿勢が悪くなるとスマホを見る角度の30度で首の筋肉に18kgの負担が掛かります。
これは、成人男性が扱うボーリングの球の3個分に相当します。
仕事をしている時は、最低でもこの姿勢になっていると思います。
これを首の筋肉だけでは支えられず、背中の筋肉も使って常時支えているため、背中のこりや痛みが発生するのです。
当院では、このような背中の痛みに対して、
大腰筋の治療、胃の治療、首の治療を行います。
大腰筋は骨盤を後方回転させて猫背を作ってしまう筋肉で、特に収縮力が強いため、それを取り除きます。
胃はみぞおちの下の部分にあり、胃が張っていると猫背を助長してしまいます。
頭の重量バランスは3対1になっており、首の前後のバランスが悪くなってしまうため、それを整えるために胸鎖乳突筋、後頚筋群の治療を行います。
これらの治療を行うことで、背中の痛みは改善されていきます。
しかし、それだけではなく、自分で出来るセルフケアも大切です。
斜角筋、胸鎖乳突筋のストレッチを行うことで、首の前後のバランスを改善させます。
また、背中の筋肉をダイレクトにストレッチさせる方法もあります。
後ろで手の指を組み、肘を伸ばして胸を開き、背中の筋肉を縮めるストレッチや、
立って椅子の背もたれの上を持ち、肘を伸ばして腰を90度、お辞儀のように曲げ背中に効かせるストレッチなどがあります。
これらのセルフケアを行うことで、背中の痛みを和らげることができます。
しかし、自分でのセルフケアだけではなく、専門的なマッサージや整体を受けることも大切です。
当院は、東京都中央区八丁堀にある鍼灸マッサージ、整体施設で、背中の痛みに対する専門的な治療を提供しています。
是非、一度ご利用ください。背中の痛みに悩む方々のお力になれれば幸いです。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
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