スポーツで痛めてしまう横腹(腹斜筋)
特にゴルフ、テニス、野球、バドミントン等の道具を振る系のスポーツで痛めてしまう
腹斜筋
道具を振って痛めてしまうので、初めは肋骨骨折を疑ってしまう程、痛みがあります。
では、当院では腹斜筋の痛みはどの様に治療しているのか?
まず、腹斜筋はどの様に付いているのか?
腹斜筋は、肋骨から骨盤にかけて斜め方向についている筋肉。 体を捻る動作に必要な筋肉で、呼吸に関連しています。
その事により腹圧にも関与していて、排便にも貢献しています。
この筋肉をゴルフ、テニス、野球、バドミントン等の振る系スポーツの
骨盤と肋骨をねじる運動をした時に痛めてしまいます。
定期的にスポーツをしているのになぜ痛めてしまうのか?
理由は、2つ。
体の緊張
呼吸
です。
体の緊張は、筋肉が硬くなっている状態なので、そこに回転をかけて、インパクトするという筋肉を更に緊張させるという事は
筋肉の破壊(怪我)になるわけです。
呼吸は、息を止めると筋肉は緊張します。その瞬間に力をかけると筋肉が切れます。
打つ(インパクト)瞬間にスポーツ選手は普通なら
© Women’s Tennis Blog. All rights reserved.
「シュッ」と息を吐きますが、疲労がたまってきたり、届かない球を踏ん張って取ろうとした時に「息を止めて」しまいます。
数球なら大丈夫でしょうけれど、試合時間だったり、間隔だったり、体調によって、1球で痛めるケースもあります。
では、痛めてしまったらどの様にしたら良いか?
痛めてしまったらすぐに冷やします(怪我をして48時間以内は冷やす)一回に冷やす時間は最大20分(10~20分の間)2〜3時間ごとに15〜20分間アイシングをします。
怪我をした筋肉にアイシングすると、炎症やしびれの痛みを軽減できます。アイシングは、寒さが血管を収縮させ、怪我した場所への循環を一時的に減少させるため、痛みや腫れを軽減するのに効果的です。(参照Boys Town National Research Hospital)
怪我をして48時間後から温める事を開始します。シャワーを患部に当てたり、湯船に入ったり、温湿布を張ったりします。
これは、怪我をして炎症した部分が48時間で改善してくるので、今度は温めて筋肉を弛緩(ゆるめる)させる事と血液を流して回復を図ります。
そして、ストレッチをします。これも筋肉の拘縮(硬くなる)を防ぎ血流の改善の為に行います。
行うストレッチは、腹斜筋を伸ばす
この形のものです。
早めのストレッチは良くないと言われますが、筋肉損傷した部分は、柔軟性をもって回復させた方が競技復帰も早いし、再発も低いです(経験談)
マッサージ、カイロプラクティック治療では何をするか?
腹斜筋は、肋骨から骨盤にまでくっ付いている筋肉なので、肋骨の付いている
背骨と脇の筋肉をマッサージします。
腹斜筋は、
横隔膜と呼吸に関与しているので、横隔膜マッサージをします。
腹斜筋は
骨盤に付いているので
股関節の動きを使って柔軟性を出します(股関節が硬かったり、痛めたりしていると腹斜筋を痛めます)
これらで腹斜筋が回復する為の刺激(筋肉損傷に対して回復する刺激)をして改善していきます。
腹斜筋(筋損傷系)は、筋肉が修復する過程で治療していかないと、その部位が硬くなって再び痛める(癖になる)ので
痛めている方は、是非いらして下さい。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585 メールでも予約や質問を受けております(電話より返信は遅くなってしまいます)
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。