当院におけるパニック(過換気)症候群の考え方と治療方法
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パニック症候群の患者さんにはいくつかの特徴が見られます。
頭が硬い、首が硬い、お腹が硬いといった症状は、そのままの状態が続くと呼吸や循環に影響を与える可能性があります。
頭が硬い場合、
呼吸時に頭蓋骨や身体が風船のように膨張したり収縮したりすることがあります。
頭が硬いままであると、呼吸が制限されたり、心臓の鼓動が速くなったり、過換気症候群が起こったりします。
首が硬い場合、
首の神経には自律神経の中枢があります。
自律神経は、呼吸や循環、代謝などを調節する役割を担っています。
首が硬い状態では、心臓の動悸や異常発汗、身体の震え、呼吸困難などの症状が現れることがあります。
お腹が硬い場合、
脳からの指令を受けて内臓の働きを調節する自律神経の中枢である太陽神経叢に影響を及ぼす可能性があります。
お腹が硬いままであると、心臓がドキドキする、呼吸が速くなる、息苦しい、過換気症候群、息が詰まる、胸の痛みや不快感、
吐き気、腹部のいやな感じ、めまい、不安定感、知覚異常(シビレ感など)などの症状が現れることがあります。
これらの身体的特徴がある場合、
パニック症候群の治療には総合的なアプローチが求められます。
カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどの治療法を考慮することが重要です。
これらの治療法は、頭、首、お腹の硬さを緩和し、身体のバランスを改善する助けとなります。
ただし、パニック症候群の治療には心療内科や精神科の専門医の指導も必要です。
薬物療法による治療も効果的な場合がありますので、それらの薬の服用を中止することは避けるべきです。
カイロプラクティックや鍼灸、マッサージなどの補完療法を取る際には、専門医の指示のもとで行うことが重要です。
パニック症候群の治療には、
身体的な症状だけでなく心理的な要素も考慮されることがあります。
心理療法やリラクゼーション法、ストレス管理なども有効なアプローチです。
総合的なアプローチが求められるため、カイロプラクティックや鍼灸、マッサージなどの身体療法と心理療法を併用することが
良い結果をもたらす可能性があります。
ただし、個々の症状や状態に応じた治療方法を専門医と相談しながら選択することが重要です。
なお、ここで挙げられた情報は一般的な知識に基づいており、個別の症例には当てはまらない場合もあります。
具体的な診断や治療に関しては、専門医に相談することをおすすめします。
多田治療院
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