パニック症候群

ここ近年で非常に増えてきた疾患パニック症候群

この疾患を抱えている方は心療内科など色々な病院に通院されているかと思います。

それを何年も治療してあまり良い結果が得られない方は、この記事を読んでみて下さい。

当院では、仕事に復帰できたり、海外旅行に行くことができるようになったりしている人が何人もいます。回復のお手伝いが出来るのではないかと思います。

では、当院によるパニック症候群の捉え方について書いていこうと思います。

当院で診させていただいている方々は、共通して

頭の大きさが大きい方
頭が硬い方
体が前かがみ

の方が多いです。

頭の大きい方の何がいけないのかというと、人間は息を吸ったとき頭が大きくなり、吐いたときに頭が小さくなります。

頭が大きいということは、

息を吸いきった状態と同じになります。

息をどんどん吸い込んでみると判ると思いますが、息が吸えなくなるのは勿論のこと、体が緊張してくるのが判ると思います。

この、息が吸えない、体が緊張してくるという症状。そう、パニック症候群の症状そのものなんです。

ですから、頭の大きさを小さくしていかなければならないんです。

頭が硬い方の何がいけないか、頭蓋骨は微細ながら、呼吸に連動して動いています。

硬いとその頭蓋骨が動けなくなり、呼吸が浅くなります。そうすると、パニックディスオーダーに

なりやすくなってしまいます。これを今治せるのは、カイロプラクティックだけになりますのでこの点に関しては、

治療に通ってください。

体が前かがみ

体が前かがみになると、肺が圧迫されて呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると人は、酸素の足りなさを感じて息を

沢山吸い込もうとします。しかし、体は前かがみなので、たいして息も吸えず体が張ってきて、背中や首が痛くなったり

しびれてきたり、不眠気味になったりします。

このことにより、パニック症候群が増悪してしまいます。

では、治療ではどのような事をするか?自分で出来ることとは?

パニック症候群(障害、心気症、自律神経失調症)の症状

心臓がドキドキする
異常発汗
身震い、手足の震え
呼吸が速くなる、息苦しい
息が詰まる
胸の痛み、不快感
吐き気、腹部のいやな感じ
めまい、不安定感、ボーっとする
死ぬのではないかという恐れ
知覚異常(シビレ感など)

は、自律神経系の症状になります。この中枢となるのが首になります。この首を治療すると共に

脊柱にある交感神経、副交感神経系のストレスを排除していきます。

それ以外にも、当院の治療を受けた方はご存知だと思いますが、お腹を触っていきます。

これは、太陽神経叢、下腹神経叢を治療し内臓にある緊張を取り除こうという作業になります。

セルフケアとして

食事
運動

があります。

食事
元気になろうと、沢山食事を取ってしまうと胃が張ってきてしまい、肺を圧迫して呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると、横隔膜の動きが悪くなり、横隔膜の神経が通っている首の3,4,5番の骨が緊張して、

寝違えたり、首肩の凝りが酷くなってきます。

首の凝りが出ると、首には、自律神経の中枢がある為に

・朝、眠くて起きるのが嫌になる
・かゆい
・考えがまとまらず色々なことが気になる
・喘息(心臓)発作
・つまづき易く、足の捻挫

などがおきてきます。ですから、少食、よく噛むを心がけてください。

運動パニック症候群は自律神経の症状が原因として一番多く考えられるので、その中枢である首の運動をします。

首を回す(左右同数回旋)
上を見る(左右上方)
下を見る(左右下方)

この運動以外にも、ドーマン博士のクロスクロール運動や出来る人は、ジョギング、呼吸法などをすると良いと思います。

一番は、治療に来て状態を向上させてから運動は行った方がよいと思います。

呼吸パニック症候群の症状で息が苦しい、動悸がするというのを改善する為に呼吸の訓練というのがあります。息苦しい、

息が吸えないというのは、体の緊張や今自分が吸気か呼気かというのがわからない状態になり、パニックを起こすというもので、

これを改善する為に普段からの訓練で行って欲しいことは、息を細かく
口でフッフッフッフッフッフッフッと7回吐きます。
これだけです。ちょっと緊張するなぁーとか電車に乗る前とか仕事前にやってみて下さい。効果ありますよ。

今回は、簡単にですがドーマン博士のクロスクロール運動について書いていきます。

脳は、左半球と右半球に分かれていて、それぞれ役割があります。

左脳半球は「右視野と右半身運動」
右脳半球は「左視野と左半身運動」

を司っています。

この運動を行うことにより、左右大脳半球をバランスさせ、集中力を高めたり、学習能力を高めたり、運動能力を高めたり、

学習障害(苦手意識)に効果を上げたり、ストレスを減らしたり、体調がよくなったりする運動になります。

昔は、脳性小児麻痺の子供に推奨したりしているところもあったようですが、最近はあまりこの運動をしているところを聞きません。

初歩的なクロスクロール運動として動画を上げておきます。

簡単に言うとクロスクロール=交互にはう(這う)、赤ちゃんのハイハイ運動のことになります。

動画に出ていない運動としては、その場行進運動というものがあります。

立位で、右手を伸ばして肩まで上げ、同時に左足を腰の高さまで上げる、次は左手上げ、右足を上げる。

これを1セットで25回行い、次は、同足同手。右手右足を上げ、左手左足を上げる。これを1セットで25回。

これを一日に朝昼晩3回行うだけでも脳がバランスされ自律神経が改善されやすくなります。頑張ってやってみてください。

 

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
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日曜日・祝日はお休みです
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