顎関節症とくいしばりと女性
Table of Contents
顎関節症は、約1:3で女性の方が多い疾患で当院でも多く来院されます。
症状は、
あごが痛い
口が開けられない
口を開けると音がする
朝起きた瞬間から肩がこっている
などがあります。では、なぜ顎関節症は起こるのでしょう?
一般的に顎関節症の原因はかみ合わせといわれます。
しかし、
歯並び(かみ合わせ)が良くても顎関節症
歯並び(かみ合わせ)が悪くても顎関節症ではないという方も沢山いらっしゃいます。
当院では以前、顎関節症の原因は
https://tada-sot.com/?p=1865
顎回りの筋肉、首や腰
が問題になっていると書きました。今回は、それらの原因以外になぜ女性がなりやすいのか?ということを書きます。
ポイントは下半身太りです。
女性の顎関節症と
下半身太りとの関係として
まず、下半身だけがバランス悪く太るのは、人間の体重の約40%は筋肉です。その筋肉の約70%は下半身にあり、そのうちの2/3は
太ももの筋肉になります。
女性はその女性ホルモンの為に筋肉が付きにくく、この太ももの部分が筋肉ではなく脂肪が付きやすくなります。
太ももの筋肉の役割は、重力に対して体の前後左右をバランスさせたり、支えたりするものです。
この部分の支える力が低下すると体重(重心)を外に振ってきます。
女性の足で
この部分にタコが出来る人はそのタイプです。この様な人は顎関節症何故なるのか?
足の小指にたこが出来やすい人は
体重(重心)を左右(外側)に振っています。
体重を外側に振る人は、
身体の外側(四肢)に力が多く掛かるので痛みの出る人が多くなります。
例えば
手首、肘、肩、足首、膝、股関節
などです。
その中で頭の筋肉で外側の筋肉は、
側頭筋
に力が掛かるので、それが継続すると顎関節症になりやすいのです。
顎の筋肉や
側頭筋を治すだけではなく、手首、肘、肩、足首、膝、股関節を治していかなければ、もし顎だけ治しても、手首が痛くなったり、膝が痛くなったりしてしまいます。
カイロプラクティック、鍼灸、マッサージでは、これらを治して顎関節症が出にくくしていきます。その他に、当院のカイロプラクティックでは、
口(顎)が開きやすくする為に
顎の下の筋肉を治療したり、
首の治療をしたりします。
では、寝ている時にどうしても食いしばってしまうという方に速攻性のある方法を書きます。
それは・・・・枕を変えます。
人間の首は、
頚椎3番を軸に口を開けます。
ですから、上を向くと口が開きやすくなります。
この解剖構造学的理論により、枕の替わりに
首の下に丸めたタオルを入れて
仰向けで寝ます。
丸めたタオルの直径は約17cmのものを入れてください。
そうすると、歯を食いしばることなく眠ることが出来ます。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。