肩の痛みの秘密: なぜそれが起こるのか?
Table of Contents
肩は体の中で最も可動性の高い関節ですが、可動範囲が広いため不安定な関節でもあります。
上腕球は肩関節窩に比べて大きいため、怪我をしやすいです。
肩関節は、軟組織の筋肉、腱、靱帯によっても支えられなければなりませんが、これらも損傷、酷使、使用不足になりやすいものです。
肩関節の痛みの原因としては?
- インピンジメント症候群
インピンジメント症候群は、腱板や肩甲骨の過度の圧迫や摩擦によって引き起こされます。
この症候群に伴う痛みは、腱板上の滑液包の炎症、および腱板腱の炎症、または磨耗による腱内のカルシウム沈着の結果です。
肩インピンジメント症候群は腱板断裂を引き起こす可能性があります。 - 腱炎
肩の腱炎は、通常、周囲の構造物に挟まれた結果として、回旋腱板または上腕二頭筋の腱が磨耗し、
場合によっては炎症を起こすことによって引き起こされます。
損傷は、軽度の炎症から腱板の大部分の損傷までさまざまです。腱板腱が炎症を起こして肥厚すると、肩峰の下に閉じ込められることがあります。 - 癒着性関節包炎(五十肩)
五十肩は、怪我によって頻繁に引き起こされる重度の制限状態で、その結果、痛みによる使用不能につながります。
断続的に使用すると、関節表面間に炎症や癒着が生じ、動きが制限されることがあります。
原因は、肩関節は結合組織の被膜に包まれています。
五十肩は、肩関節周囲のこのカプセルが肥厚して硬くなり、動きが制限されることで発生します。
まとめると、
肩を使い過ぎて起こしてしまう。
普段通りに使っていても、肩回りの筋力低下で使い過ぎの状態になってしまう。
では、肩を使わなければ治るのか?
痛みは、時間の差はあれど引いてきます。
しかし、結局又使えば痛みは出現します。
では、肩関節を使い過ぎてしまう原因は?
関節可動域を超えて肩関節を使ってしまうから使い過ぎてしまいます。
後、体が硬くなって、使える幅が低下して、過剰使用になります。
肩の関節可動域は
この様になっています。
上記が動く人は、域を超えて使ってしまい痛む人。
スポーツ選手、若い人、柔らかい人、女性に多いです。
動かない人は過剰使用になってしまいます。
高齢者、体の硬い人、運動不足、スポーツ選手に多いです。
では、当院の治療では、どの様な事を行っているのか?
肩関節は、胸椎の動きが非常に関与しています。
以前、四十肩・五十肩の原因と予防・治療法!放っておくと固着する?で書きました。
まず、
姿勢良くバンザイするのと
猫背でバンザイするのを試してみて下さい。
猫背の方が手が挙がらなくなります。
この分、関節が詰まってインピンジメント(衝突)が起こって炎症を起こしてしまいます。
ですから、猫背の改善の為に胸椎の動きの硬さ改善させます。
自分でその硬さを感じるには、椅子に座って
この体勢を行ってみて下さい。
正面を見た状態から、首を反らさず、背中を反らして真上を向くのがきつければ肩こり、四十肩の素質があります。
その場合は、治療に来ていただいて柔らかくしながら、
このストレッチで動きを付けてあげると肩の痛みは早く治ります。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。