おねしょ(夜尿症)の治療例

今回来院したのは、小学6年生の男の子なんですが過去に見させて頂いた方は、圧倒的に成人女性の方が多かったです。

今回は、修学旅行を6月に控えているので何とかしたいという事で父親に連れられて来院しました。

症状としては、週に3、4回、おねしょをしてしまうそうです。

夜尿症とは、

夜間、睡眠中に尿を漏らすことで、児童によく見られます。通常、乳幼児期(0~4歳)は排尿反射(おしっこを排出する反射)を抑制する機能が未発達の為に一定量の尿が膀胱に溜まると無意識に反射で排尿を行います。しかし、成長するにつれて排尿調節機能が完成して意識的に排尿を調節する事が出来ます。

しかし、成長を待っていたり、急激な成長を助長するような事は出来ません。

次に尿生成に関する、機能的説明させて頂きます。

腎臓では、バゾプレッシンというホルモンが分泌され、腎臓で水分を再吸収して尿を多く作らないようにしていますが、そのホルモンの分泌が少なくなって、尿が多く作られてしまいます(多尿型)。

また、膀胱の容量が小さい場合、すぐ排尿したくなります(頻尿型)。

このように、夜尿症(おねしょ)は小児期の成長過程による未完成型と排尿調節機能の不具合が原因で、多尿型と頻尿型があります。

カイロプラクティックの治療としては、

まず膀胱に尿が溜まり排尿反射の中枢の腰仙髄神経(腰の5番目、仙骨2,3,4番目の骨)に伝えられて、腸骨下腹神経(背中の12番目と腰の1番目から出ている神経)を介して膀胱を弛緩させます。

ですから、腰と仙骨の治療と脳幹にも排尿中枢があるので首の治療と加えていきました。

まだ、2回しか治療していませんが、週に3,4回あった夜尿症が今は、1回もしくは、2回になっているそうです。

この子は継続加療で夜尿症は改善すると思います。

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