筋肉痛の対応
これから暖かくなるにつれ、
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体の露出が多くなる為、体を引き締める運動で筋肉痛になる方が来院されます。
では、筋肉痛のメカニズムについて、
筋肉痛の原因は、
「筋繊維に沢山の微細な裂け目が生じる為」
なんです。
しかし、傷ついた筋繊維はすぐに新しい筋繊維と入れ替わるので筋肉痛はかなり短い時間で終わって、後遺症にならないんです。
歳をとると筋肉痛が遅れて出てくるといいますが、これは筋肉の衰えによるものです。
後日にくる筋肉痛は、運動の際、極度の筋緊張が起こった為です。
肉離れを起こしているケースもあるので気をつけて下さい。
年をとると運動する機会や量が減って、筋肉量が落ちます。するとそれまでは「筋肉痛が出ないレベルの運動」が
「ゆっくりと筋肉痛が出る運動」になってしまう為、翌々日に筋肉痛が出るわけです。
例えば、普段運動しないお父さんが子どもの運動会で頑張って走った翌々日に筋肉痛、というパターンはこの典型なんです。
運動不足の人が、激しい運動をしても、その前に体力が無くなってしまうので体を短時間で激しい筋肉痛を出す事ができません。
その結果、その手前の、遅れて筋肉痛が出るレベルで終わってしまうという事が多いので
「後日に筋肉痛が出ると年だ」
と言われるのです。
ある実験で、20代の人と60代の同じ体力レベルの人が同じ負荷で運動をしても、その後の筋肉痛の出かたや筋力の回復スピードに大差は無かったという結果がでています。
これに対して、日常で運動している人とそうでない人では、同じ年齢、同じ負荷でも筋肉痛の出るスピードや筋肉痛の度合い、回復時間に大きな違いが出ました。
ということは、筋肉痛の発現が遅くなるのは、年齢よりも普段どれだけ筋肉を使っているかが大きな理由になるということです。
ですから、不健康な生活をしていたり、運動の負荷によっては20~30代でも2~3日遅れで筋肉痛が起きてしまうのです。
では、筋肉痛はどうケアするか?
筋肉痛が出たら冷やします。痛みを軽くする効果があるので、痛みのひどいときは冷やし、あとは温める(再び運動する)そして、
急に激しい運動をして筋肉痛はまだ出ていないが、筋肉痛が出そうな気がする場合は、まず運動後は温めておく。
痛みが出だしたら冷やします。(炎症を起こしている為)痛みが少し緩和(痛みが残存していても)したら、温めます。
入浴については、入浴する時は38~40度のぬるめのお湯にゆっくり入るのが効果的です。
ダイエットや健康、運動のパフォーマンスの為に運動をされる方が多いですが、筋肉痛によって気持ちが折れてやめてしまう方も多いと思います。
筋肉痛にならないようにしっかりケアして、運動するモチベーションを保ち続けてください。
多田治療院
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