寝ていても肩こり、座っていても肩こり原因とセルフケア

肩こりには、人によって色々な症状あります。

座っても触っても、寝て触っても張り(凝り)がある。という人です。

この場合は、緊張が作り出す症状といえます。

筋肉的肩こりや疲労的肩こりは、重力によりもたらされる物であるので、寝て重力から開放されると、触れた時に筋肉が座った時よりは柔らかく感じます。

この緊張というのが大きく分けて

・神経的緊張
・肉体的緊張

の2種類があります。

神経的緊張による肩こり

神経が緊張すると、体に必要以上の力が入って特にデスクワークの人は、眼精疲労と肩こりの症状を合わせて訴えやすく、

主婦の方は、肩こりや腱鞘炎を起こす人が多いです。営業で色々飛び回っている人は、ぎっくり腰を、スポーツ選手は肉離れを起こしやすいです。

これらの症状を訴える人は、共通して首が非常に硬いです。首は自律神経の中枢があり、自律神経とは、交感神経と副交感神経の

2つの神経系から出来ていて、簡単に云うと「活動と抑制」を行いバランスさせている神経です。

ですから、その部分にアンバランスが生じれば緊張が強く出てしまい肩こりが出てしまうわけです。

自分で出来る事としては、今抱えている精神的ストレスを開放する事(正直に色々話せる人に話す、考え方、見方を変えるetc)と

物を考えないでリラックスする(映画を見たり、温泉に入ったり、運動etc)

肉体的には、よく首を回し、肩甲骨を回し、ストッレチをして深呼吸をする事が、首の緊張を取る事に繋がるのでやってみてください。

特に深呼吸(腹式)は、神経のリラックス、緊張を生むことが出来るのでやってみて下さい(※注 間違えると緊張が強くなります)

治療としては、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージどれも適応です。ただ首をうまく治療できる人がいる所に行くのが治る近道だと思います。

肉体的緊張による肩こり

大きく分けて2種類に分けます。

・肩以外の部分の緊張による肩こり
・内臓からくる肩こり

肩以外の部分の緊張による肩こり

代表的なものが2つあります。1つは咬み合わせによるものです。

これは、歯の治療をしていたり、咬み合わせが悪かったりすると首の前側や横にある、広頚筋(下顎~胸の上方)や

胸鎖乳突筋(乳様突起~鎖骨)が緊張してきて肩こりがでるのと、人間の顎は下顎だけしか動かず、物を咬む時は必ず首を

後屈させて咬みます。ですから、かみ合わせに問題があるときは、首の緊張が出ます。

自分で症状を緩和させる為に出来る事は、口を開けたり顎を動かしたりするエクササイズや首のストレッチをする事です。

口のエクササイズで簡単なものを載せておきます。

①口を開けて15秒

②下あごを出して15秒

③下あごを引っ込めて15秒

④下あごを右に15秒、左に15秒

これを一時間に1回行います。

治療で有効なのは、歯医者(歯をあまり削らない所)やカイロプラクティック、マッサージ、鍼灸等になります。

咬み合わせによる問題は、歯だけではなく、首や腰の状態の改善が必要になってくるので、歯医者と併用で考えておいた方が良いと思います。

内臓からくる肩こり

ただの肩こりと思っていても、重大な内科疾患を患っているケースもあります。

例えば、

狭心症、心筋梗塞、肺がん、糖尿病、高血圧、
低血圧、貧血、胃炎、胆石、喘息、胃潰瘍等、

があります。

これらの場合他の症状も併発しやすく、頭痛、めまい、胸の痛み、背中の痛み等も伴いますので、最低でも年に一度は健康診断していただく事をお勧めします。

もちろん私たち施術する側も日々勉強と努力をして何らかの違和感を感じる時は、すぐに病院を紹介させて頂きます。

横になって肩の筋肉が柔らかくなる肩こりの場合

支持力(重力)が原因になっています。

体を起こしている時は、重力に逆らう為、ある程度筋肉を緊張させます。ということは、起きていて肩こり、寝ていて肩こりが

緩解する場合は、起きて重力に逆らう為の体力が低下しているか、筋骨格に必要以上のストレスがかかっているので、治療ではその点を留意して治療します。

治療では、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージが向いていると思います。唯一不向きなのは、クイックマッサージです。

これは気持ちよくマッサージしてもらっても「ほぐす」ということを重点においていて、「支える力」をアップさせる事には重視していないので、

もしクイックを受けるなら、休日前の夜が良いと思います。自分で出来る事としては、「よく寝る」と「ある程度筋力がアップする運動をする」事だと思います。

「寝る事」は明らかに睡眠の足りない人には必須で、睡眠が足りているのに症状のある人は、運動をすると良いです。水泳(クロールでゆっくりと)とかヨガ等が有効です。

 

多田治療院
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