美容師の方が痛くなる所と改善方法
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美容師さんが治療に来てくださいますが、お仕事柄どの美容師さんも傷めている箇所が似ています。
今回は、その中でも大きい症状3つ
肩こり
腱鞘炎
腰痛(足のむくみ)
について書いていきます。
肩こり
カットする時の姿勢
ハサミを入れるために脇の開いたこの姿勢になるのですが、
この時に肩甲骨が上がってしまうので、
そ
の結果、僧帽筋の赤い部分が収縮して肩こりが酷くなります。
対策としては、
肩甲骨を上げると(左側の写真)僧帽筋が縮んで肩こりが増長されてしまうので、右側の写真のように肩甲骨を下げて使うと良いと思います。
腱鞘炎
これは、ハサミを親指と薬指で握るという所から、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)になりやすくなります。
例えば、自分で行える対策としては、握ることにより筋肉の緊張と腱鞘の狭窄が発症するので、手を開く(じゃんけんのパー)ストレッチ、
ハサミの手入れ(研ぎ、はさみの軸の油や髪の毛の除去など)をして手の負担を軽減してあげると良いです。
腰痛(足のむくみ)
長く立ち仕事をしていると必ず起こってくる腰痛、足のむくみ。
体重50Kgの人が歩いた場合、土の上では、1.5倍の75kgが加わります。
コンクリートは土の上の2.5倍と言われ 187kg もの力が加わります。美容室、理容室は床が体外硬いので、ほぼ同じ衝撃が下半身から腰に掛かっています。
この衝撃を和らげる為に安くても良いので、インソール(中敷)を入れてあげると良いと思います。(安い物なら2ヶ月に一回は交換で)
足のむくみは、仕事柄お手洗いの回数が少ないことでむくむと思うのですが、それだけではありません。むくみは、
足首、膝、股関節の屈曲、伸展をすると改善します。
これは、ふくらはぎ、太ももの筋肉を曲げたり、伸ばしたりして筋肉をポンプしてあげることにより、むくみ、水分を押し流します。
当院で行う治療としては、
足首、膝、股関節の関節が硬い部分を緩めて、
腰、首の前後のバランスを取って体のクッション性を高めて疲れにくい体にしていきます。
肩こり対策として肩甲骨のモビリぜーション
腱鞘炎に対しては、マッサージは禁忌とされていますが、肘、手首、指の関節を調整していくと筋肉に掛かっている
緊張が緩和されるので取ってあげると症状が早期に緩和してきます。
症状に悩んでいる方は、通ってみてはいかがでしょう?
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
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