膝の内側がズキッと痛む?それ、鵞足炎かも|症状別セルフケア&治療法まとめ

膝の痛み

膝の内側が痛い!もしかしてあなたの「体のSOS」かも?

 

ある日突然、膝の内側が「ズキッ」と痛む。階段の上り下りがつらい、長く歩くと違和感がある…。

そんな経験はありませんか?膝の痛みは、日常生活に大きな影響を与えますよね。

実は、膝の痛みは、単なる「使いすぎ」だけが原因ではありません。

あなたの体からの大切な「SOS」かもしれません。

今回は、特に膝の内側の痛みに焦点を当てて、その原因と対策を分かりやすくお伝えします。


 

膝の内側は「交差点」?気をつけないと事故を起こす!

 

膝の内側は、まるで「交差点」のようです。

たくさんの道(血管や神経)が通り、周辺にはお店(筋肉やじん帯)が並んでいます。

これらの道やお店がうまく連携することで、私たちはスムーズに動けるのです。

 

血管と神経の「大切な役割」

 

膝の裏側を通る血管や神経は、足全体に栄養を届けたり、感覚を感じさせたりする重要な役割を担っています。

構造の名前 役割
膝窩動脈(しつかどうみゃく) 膝やその周りに血液を送る
膝窩静脈(しつかじょうみゃく) 足の血液を心臓に戻す
伏在静脈(ふくざいじょうみゃく) 足の内側を通る細い血管。たまに問題を起こすことも
脛骨神経(けいこつしんけい) 足の裏側や指の筋肉を動かしたり、感覚を感じさせたりする
総腓骨神経(そうひこつしんけい) 足の甲や指の筋肉を動かしたり、感覚を感じさせたりする
伏在神経(ふくざいしんけい) 膝や足の内側の皮膚の感覚を感じさせる

もし、これらの血管や神経にトラブルが起きると、痛みやしびれが出てしまいます。

だからこそ、日頃から大切にしたいですね。


 

膝の内側は「精密な機械」!複雑な仕組みを知ろう

膝の内側は、本当に複雑な仕組みを持っています。

骨、軟骨、じん帯、筋肉、半月板など、たくさんのパーツが協力し合って動いています。

 

骨や軟骨は「クッション材」

太ももの骨とすねの骨が接する部分には、関節軟骨という軟らかいクッションがあります。

これは、衝撃を吸収してくれる大切な役割を果たします。

また、膝のお皿(膝蓋骨)は、膝の前側を守り、スムーズな動きを助けています。

 

じん帯は「強力なベルト」

膝には、骨と骨をつなぐ「じん帯」という強力なベルトがあります。

  • 内側側副じん帯(MCL):膝が内側に曲がりすぎるのを防ぎます。
  • 前十字じん帯(ACL)/後十字じん帯(PCL):すねの骨が前後にずれすぎるのを防ぎます。

これらのじん帯がしっかりしているからこそ、膝は安定して動けるのです。

 

筋肉と腱は「エンジンのような存在」

 

膝を動かすには、筋肉が欠かせません。

大腿四頭筋

  • 大腿四頭筋(だいたいしとうきん):膝を伸ばすときに使う、太ももの前の筋肉です。

ハムストリングス

  • ハムストリングス:膝を曲げるときに使う、太ももの裏側の筋肉です。
    特に「半腱様筋(はんけんようきん)」は、膝の内側の痛みに深く関係することがあります。

鵞足腱

  • 鵞足部(がそくぶ):太ももの内側にある3つの筋肉(縫工筋、半腱様筋、薄筋)の腱が、ガチョウの足のような形をしているのでこう呼ばれます。

 

半月板は「特別なクッション」

半月板

膝の関節には、「半月板」というC字型の軟骨があります。

これは、膝の衝撃を吸収したり、関節を安定させたりする、非常に重要なクッションです。

 

滑液包と滑膜ヒダは「スムーズな動きの影の立役者」

膝には、摩擦を減らすための「滑液包(かつえきほう)」という袋や、「滑膜ヒダ(かつまくひだ)」というヒダがあります。

これらが炎症を起こすと、痛みにつながることもあります。


 

膝の内側が痛むのはなぜ?よくある「犯人」たち

では、実際に膝の内側が痛むとき、どんな原因が考えられるのでしょうか?

いくつか代表的なものをご紹介します。

病態の名前 主な原因 どんな症状?
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう) 軟骨がすり減る、年齢、肥満など 階段の上り下りが痛い、朝に膝がこわばる、腫れる、O脚の人に多い
鵞足炎(がそくえん) 鵞足部の腱や滑液包がこすれて炎症を起こす 膝の内側の下の方が痛い、押すと痛い、動かすと痛い、熱を持つことも
MCL損傷 膝の外側からの強い衝撃、ひねる動き 膝の内側が痛い、腫れる、膝がグラグラする感じ、音がすることもある
内側半月板損傷 ひねる動き、年齢による半月板の摩耗 鋭い痛み、膝が引っかかって動かせない(ロッキング)、カクカク音がする、膝が不安定な感じ
タナ障害 膝の滑膜ヒダが炎症を起こしたり、厚くなったりする 膝の内側が痛い、膝が引っかかるような感じ、パキッと音がする

これらの痛みが長く続くと、歩くのがつらくなったり、普段の生活に支障が出たりすることもあります。


 

痛みを悪化させる「意外な習慣」と「体のサイン」

 

膝の痛みは、膝だけでなく、体全体のバランスとも深く関係しています。まるで、建物が傾いているのに、一部だけを直そうとするようなものです。

 

膝に負担をかける「体のサイン」

 

  • O脚(オーきゃく):膝が外側に開いていると、膝の内側にばかり負担がかかってしまいます。
  • 筋力不足:太ももの前や裏の筋肉が弱いと、膝を支えきれずに負担が増えます。
  • 筋肉の硬さ:太ももの裏側や股関節の周りの筋肉が硬いと、膝の動きが悪くなり、無理な力がかかります。
  • 足首の不安定さ・ねじれ:足首が不安定だと、歩くときに膝の内側に余計な力が加わってしまいます。
  • 股関節のねじれ:股関節のねじれは、膝にも連鎖してねじれの負担を与えます。
  • 不適切な靴:クッション性のない靴や、足に合わない靴は、歩くたびに膝に大きなストレスを与えます。

これらの要因は、知らず知らずのうちに膝に負担をかけているかもしれません。

だからこそ、全身のバランスを整えることが、痛みを和らげる大切な一歩なのです。


 

自宅でできる!膝を優しくケアする「エクササイズ&ストレッチ」

膝の内側の痛みを和らげ、予防するためには、日々のケアがとても大切です。

自宅で簡単にできるストレッチや筋力トレーニングを試してみましょう。

 

じんわり効く!「ストレッチ」で体を柔らかく

 

ストレッチの名前 やり方
膝抱え込みストレッチ 仰向けに寝て、片方の膝を胸にゆっくり引き寄せます。
ハムストリングス伸ばし 座って脚を前に伸ばし、ゆっくりと体を前に倒して太ももの裏を伸ばします。
股関節屈筋ストレッチ 膝立ちになり、片足を前に出して骨盤を少し前に傾けます。
カエルポーズ 四つん這いになり、膝を横にゆっくり開きます。
梨状筋(りじょうきん)ストレッチ 仰向けで片方の足首を反対の膝に乗せ、その足を胸に引き寄せます。
キャット・キャメル 四つん這いになり、背中を丸めたり反らしたりを繰り返します。
蝶々ポーズ 床に座って足の裏同士を合わせ、膝をパタパタと上下に動かします。

 

ぐらつき解消!「筋力トレーニング」で膝を強く

 

トレーニングの名前 やり方
ブリッジ 仰向けに寝て、膝を立ててお尻をゆっくり持ち上げます。
スクワット 椅子に座るように腰を下ろし、膝がつま先より前に出ないように気をつけます。
ランジ 片足を大きく前に出して腰を落とし、下半身と体のバランスを鍛えます。
ラテラルレッグレイズ 横向きに寝て、片方の足を真横にゆっくり持ち上げます。
クラムシェル 横向きに寝て、膝を曲げたまま、上の膝を貝殻のように開いたり閉じたりします。

これらの運動を毎日少しずつでも続けることで、膝の柔軟性が高まり、安定して動けるようになります。

さらに、ウォーキングやプールでの水中運動も、膝に負担をかけずに体を動かせるのでおすすめです。


 

多田治療院の「膝痛改善アプローチ」根本からの解決へ

 

多田治療院では、膝の内側の痛みを「体全体の不調のサイン」として捉えています。

つまり、膝だけを診るのではなく、あなたの全身のバランスを見ながら、根本的な改善を目指します。

 

あなたの体を「まるごと」診る治療

 

アプローチの内容 どんなことをするの?
全身バランス評価 足首、股関節、腰、骨盤のねじれや硬さなど、体のゆがみを詳しくチェックします。
内臓・呼吸との連動 内臓の位置や、呼吸に使われる筋肉の硬さが姿勢に影響することがあるため、これらを調整します。
手技療法 治療師が手を使って、硬くなった筋肉や関節を優しくほぐし、血液の流れや神経の働きを良くします。
セルフケア指導 あなた一人ひとりに合ったストレッチやエクササイズを教えて、自宅でも続けられるようにサポートします。
運動療法 筋力を維持したり、歩き方を改善したりするための運動を、あなたのペースに合わせて段階的に行います。
補助法 症状に合わせて、冷やしたり温めたり、湿布を貼ったり、サポーターやインソールを使ったりして、痛みを管理します。

私たちは、「なぜ、その筋肉や関節が硬くなってしまったのか?」という根本の原因を一緒に探ります。

そして、痛みのない快適な毎日を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。

もし、膝の内側の痛みに悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの体は、きっと良くなるはずです。

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです。

治療費用

最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。

有楽町線 新富町駅より徒歩3分。

京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

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