腰痛と椎間板ヘルニアは必ずしも一緒ではない

腰痛で病院に行って、レントゲンを撮ったけど仕事の都合で結果を聞く事が出来ずに帰ってきてしまい、次の日も腰痛が酷くて先月、当院に紹介されていらっしゃった男性がいました。

一回目の治療で大分痛みが取れて、その後、二回程通院していただき、正月は、飲んで食ってスキーしてという暴挙を振るって、昨日来院されました。

もちろんそれだけの事が出来るのですから調子は良好です。

その男性が「病院でレントゲンを撮ったのを忘れていて今日結果を聞きに行ったよ」

病院では、腰椎椎間板ヘルニアといわれたそうです。

「でも、痛みは90%はないんだよね。今は、腰が凝っている感じかな」

そうなんです。必ずしも椎間板ヘルニアと痛みは直結しないんです。

椎間板ヘルニアで一番現れて欲しくない症状は、痺れ、麻痺の症状で痛みが出ているの場合は、必ずしもヘルニアが原因とは限りません。例えば、

ぎっくり腰も腰痛の一種ですが別にヘルニアではありません。

これは、レントゲンやMRIを診て判断される人によって異なるわけです。因みに私も首と腰に酷いヘルニア(椎間板脱出)があります。過去に交通事故を7回程(私以外の人が怪我する事故は一回も無いです)した事が原因になります。ムチウチやスリップして膝がズタズタになる事もありましたが、慢性的にヘルニアの出ている部分に痛みがある訳ではないんです。

ですから、痛みは必ずしも形で見えるものではありません。当院でもヘルニアの除去手術や梨状筋修復手術、坐骨神経の圧迫除去の為の骨を削る手術をした方は沢山来院されます。

しかし、皆が皆手術が適応だったわけではないんです。(お医者さんが始めに手術のリスクと回復のパーセンテージを伝えてくれると思います)手術で切ってしまう前にカイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどを受けてみて、改善が見られなければ、最後に手術をしていただくというのとが椎間板ヘルニアの正しい治療だと思います。

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
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日曜日・祝日はお休みです
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