坐骨神経痛と内臓下垂

 

 

 

 

 

 

 

坐骨神経痛は、当院でも多く来院されている疾患の一つです。

以前にも書きましたが、坐骨神経痛には大きく分けて3種類あります。

・椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因

・外傷や立ち仕事などの刺激が原因

・原因不明の坐骨神経痛症状でレントゲンやMRIで特に異常所見の見られないもの

このそれぞれ原因が違う坐骨神経痛には、カイロプラクティック的な原因の共通点があります。

それは、内臓下垂です。

内臓が下垂することにより、骨盤の重心が後方にずれて

 

 

 

 

 

 

 

 

梨状筋が圧迫されて坐骨神経痛を起こすというケースが多いです。

では、内臓下垂はなぜ起こすのか?

1.内臓の使いすぎ
2.脳の蓄積疲労
3.貧血

この3つが今のところ内臓下垂を起こす要因として考えられています。

1.内臓の使いすぎ

食べ過ぎたり、飲みすぎたりすると内臓が疲労を起こし炎症が出てきます。
炎症が出ると体の水分がその部位に集まり冷やそうとします。そうするとその内臓の重量が増えて、支えている
靭帯が支えきれなくなり下垂してきます。

それ以外にも、慢性的に飲酒をする方は脂肪肝になってきますし、生理不順や婦人科疾患がある方も卵巣、子宮の血液循環不良の為、筋腫などが出来て内臓の重量が増えて内臓下垂してきて坐骨神経痛の一つの要因となるわけなんです。

2.脳の蓄積疲労

不随意といわれる自分で動かせない筋肉は、脳の力(自律神経)が作用しています。
この力が低下してくると関節を支えている靭帯や内臓を支えている筋肉や膜の支える力が弱くなり、関節が弱く
なったり、内蔵が下垂してきます。
これを回復させるには、治療をするか自分の生活を見直さなければなりません。

自分で脳の疲労を取るか?それは、以前から書いている
良い睡眠、良い運動、良い食事
です。

これについては
https://tada-sot.com/?p=151
はこちらに書いてあります。
どれもお金は一切かからず自分で出来ることなので良い習慣をつける為に頑張ってやってみてください。

3.貧血

貧血によりコラーゲンの力が低下して内臓を支える組織自体が弱くなり、下垂してしまうというものです。
これは、女性に多く見られます。ですから、貧血を改善する事も坐骨神経痛を治す事に繋がるわけなんです。

ということは、貧血に何故なってしまうのか?がポイントになってきます。

次回は貧血の話になります。

 

 

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

Follow me!